プロサッカー選手になる為には監督やコーチに実力を見てもらう必要があります。
クラブが選手を募集している時に実施されるセレクション。
ビッグクラブでは実施していませんが、下部のリーグでは実施しています。
また複数のチームや大学などが合同で実施しているケースもあります。
では実際にセレクションまでの流れをお伝えしたいと思います。
現在は各クラブや合同セレクション運営のホームページから登録を行います。
ホームページにて名前や連絡先の個人情報、これまでの経験、実績(任意)、希望ポジションを第三候補ほど記載します。
申込料金ですが、セレクションによって有料・無料はまちまちです。
セレクション実施日時は応募したサイトに記載されているか後日Eメールで返信がくるかと思います。
セレクション当日はゲーム形式ですが、ポジションは必ずしも自分の希望する場所とは限りません。
当日は受付で、チーム分された色のビブスを配られました。
クラブハウスが利用できる所であればいいのですが、そうでなければピッチの外で着替える事になるでしょう。
チーム分けですが応募人数が多ければチーム数も増えます。
少なければ所属チームの選手が足りないポジションを補うといったケースもあります。
AチームかBチームか、はたまた別のチームかに振り分けられます。
ゲームが始まるまでにアップが30分ほどCチームなどは2試合目の選考となりますので少し時間が開く事になるでしょう。
ゲームは前半40分後半40分でのケースが多く、監督、コーチ、スタッフが直々にチェックします。
※天候によっては時間が短縮するケースもあります。
初めて顔を合わす者同士なので、やりたいことができるゲームでもありません。
所属のチームの仲間同士でセレクションに来ている人達もいるので、少ないチャンスを生かすにはすでに戦いは始まっていると言っても大袈裟では無いと思います。
ゲームでは体力、技術、今のチームに必要なポジションであるかなどで、一概に得点をとったから、アシストをしたから、ということで合格するとは限りません。
ゲーム中でのポジショニング、コーチングなども重要な要素です。
合格してチーム練習に参加できる様になっても、チームの戦術に適合できなかったりして、去っていく選手もいます。
自分の特徴を知って、チームの特徴を知ることも重要だと思います。
結果がどうであれ、セレクションという場所を提供してくれるクラブや合同セレクションの運営者へ感謝を忘れない様にしたいですね。
それではGood Luck!